SIN-RIN [No.4-2]
森林の資源をつかってみる
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森林との共生のカタチ
私たちが森林から受ける恩恵は計り知れません。森林があることで生まれる水や空気、豊かな漁場、またあるときは家や生活を彩る日用品、体験となります。こうした恩恵を持続的に受けるためには、共生の努力が必要となります。
特に人工林という環境下においては適度に人の手が入ることが重要になります。森林を資源とし「価値を見出すつくり手」と「価値を理解するつかい手」がいなければ、この循環は成立しません。受け継いだものを大切にしながらも、現代的な関わり方へと更新が必要とされています。
新しい森林文化を耕す3つの視点
本号では、大切にしたい視点をもとに、商品やサービスを紹介するカタログ形式をとりました。直接的・間接的な森林との関わりの中で、それぞれ地域での担い手たちの想いを並列的に紹介し、森林に係る物語を紡ごうと試みました。私たち一人一人が意思をもち、資源との関わりを模索し、自分らしい共生のカタチを見出すことの重要性を感じて頂けると思います。
また、ここで紹介しきれなかった数々の試みやストーリーがありました。今後も「新林」という媒体を通じて取材し、新しい森林文化を耕す担い手たちを紹介することで、我々としての森林文化への貢献ができればと思います。
サステナビリティ推進室 吉岡優一
森林資源の使い手となって、新しい森林文化を耕す3つの視点
①森林の課題解決に取り組んでいる
②森林資源の活用による新しい森林の循環がある
③森林と人々の新しい関係性がある

【紙と製本のこと】
4号の冊子では、この用紙を使用した重量相当の二酸化炭素を削減する仕組みを持つ環境配慮型の塗工印刷用紙「ヴァークレイCoC」を使用しました。第4号は1冊あたり約40gです。3000部制作しましたので、40×3000=約120kgのCO2をオフセットしています。前号と同じように環境にやさしいペーパーホチキスで製本しています。
![SIN-RIN [No.3-2]'s cover](https://sin-rin.jp/wp-content/uploads/2022/11/shinrin_03-2-722x1024.jpg)
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