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新林

変わりゆくもの、変わらないもの 吉野林業の500年

日本最古の人工林として500年続く吉野林業は、独自の造林技術や製材技術によって美観・性能ともに優れた吉野材を産出し、美しい山の姿とこの地で暮らす人たちの生活を守ってきました。

一方、全国の林業地では合板やバイオマス燃料用の木材需要が高まり、原木の通直性を基準とした「A材、B材、C材、D材」(*)という言葉をよく耳にするようになりました。この言葉には、木材産業全体で木材の循環利用や安定供給を推進しようという課題意識を感じる反面、先人たちの想いから切り離した、どこか無機質な響きもあります。

時代の変化とともに移りゆく人の価値観と、長い時間をかけて成長する山。人の時間と山の時間の隔たりがますます広がる時代において、林業の伝統文化はどのように受け継がれていくのでしょうか。

[カバー写真]
吉野川ほとりに建つコミュニティハウス「吉野杉の家」
(設計:長谷川豪建築設計事務所/2016年建設+移築)
吉野町とAirbnbの共同プロジェクト「吉野杉の素晴らしさを伝える家」
2016年に東京で開催された「HOUSE VISION2」での展示のために、吉野町で建設し、東京へ運ばれ、再び吉野町へ移築された。現在は複数のホストによってコミュニティハウスとして運営されている。建設地は、かつて吉野川の川上から流送されてきた木材の検査場だった。


(*)構造材に適した真っ直ぐで材径も大きい原木を最高品質(A材)とし、合板材となるB材、パルプやチップとするC・D材と原木の品質を仕分ける用語

時代が変わっても揺るがない「木の持ち味」があります。 吉野中央木材株式会社/石橋輝一さんの関連画像

時代が変わっても揺るがない「木の持ち味」があります。 吉野中央木材株式会社/石橋輝一さん

[変わりゆくもの、変わらないもの①] 昭和14年、吉野川の中洲にある吉野貯木場のなかに、吉野製材団地が完成しました。以来吉野町は吉野の木とまちの暮らしをつなぐ …

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時代が変わっても揺るがない「木の持ち味」があります。 吉野中央木材株式会社/石橋輝一さんの続きを読む

変わりゆくもの、変わらないもの 吉野林業の500年 掲載号

新林 第7号の表紙

新林 第7号
木はどこからやって来る?

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