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シリーズちぐさ研究室の研究日誌

岡山県・西粟倉村で活動中の「ちぐさ研究室」によるちょっと本格的な実験や観察の数々

続・身近な「岩石」を調べてみよう!~益富地学会館出張編~ ④展示室を見にいこう!

ちぐさ研究室の研究日誌 #10

岡山県・西粟倉村で活動する「ちぐさ研究室」のお二人と、季節ごとに実験や観察を楽しむ連載。第10回のテーマは、昨年5月のテーマだった「岩石」の続編です。岩石の鑑定をしてもらいに、京都まで行ってきました。

 ▷①いざ京都へ!
 ▷②岩石を鑑定してもらおう
 ▷③地学会館で研究していること
 ▶︎④展示室を見にいこう!

○登場人物:川上えりか、清水美波(ちぐさ研究室) 植野聡子(新林編集部)

③でご紹介した研究室(そして図書室)は益富地学会館の会員の方のみ使用できる施設ですが、1階のショップ、3階の標本展示室は誰でも入場することができます。最後にその様子をご紹介しましょう。

標本展示室へ

まずは3階の標本展示室から。ここには両手で抱えるほどの化石や水晶、世界の珍しい石、面白い性質をもった石、全国の都道府県別に収蔵された石など約20,000点の標本が所蔵されています(都道府県別の収蔵標本は会員のみ閲覧可能)。カウンターには、益富地学会館が主催する『鉱物鑑定検定』の特定の級に合格することで認定される鉱物鑑定士補・鉱物鑑定士の方が常駐され、標本のことを親切にたくさん解説してくださいました。

岡山県の標本が収蔵された引き出しを特別に見せていただきました

階段には本業の薬学研究や薬局経営と二足のわらじで鉱物研究を進めてきた益富壽之助博士ご夫妻生前のご様子も展示されています。本当の研究者である益富博士になぞらえるのもおこがましい話ですが、社会人になってもほかに本業があっても、自分たちの興味のあることを調査したり研究したりできないかな、と始まった私たちちぐさ研究室にとって、とても大きくかっこいい背中です。

石好きにはたまらないショップへ

最後に1階のショップに。このお店では鉱物標本や地学関連書籍のほか、岩石ハンマーやたがね、ルーペや雑貨など、岩石や地学に興味がある人なら思わず浮足立ってしまう商品を取り扱っています。ちなみに肉眼鑑定や展示室入場料もここでお支払いします。

今回はたまたま東京で開催されていた鉱物、化石、宝石、隕石を取り扱う日本最大級の大展示即売会「ミネラルショー」に益富地学会館も出展されているということで、鉱物の品ぞろえがいつもより少なくて、とお店の方がおっしゃっていましたが、多様な鉱物が顔を出す引き出しを何周も開けては閉め、開けては閉め…してお気に入りのいくつかの鉱物、そして本と雑貨をお土産に選ぶことができました。

今回は『ちぐさ研究室の研究日誌』初めての出張勉強会となりましたが、全国のプロフェッショナルにもっと会ってみたい、知りたい気持ちを新たにしました。同時に、このような専門家の方、専門施設が「興味を持った初心者」にとても快く門戸を開いて下さっていること、よく知らないから…と足踏みせずとりあえず行ってみよう!という気持ちで世界は結構広がるものだなあと改めて実感しました。次はどんなところに行こうか、どんな道具を使ってみようか。楽しみは増えるばかりです。


益富地学会館(ますとみちがくかいかん)
〒602-8012 京都市上京区出水通烏丸西入 中出水町394
開館日:火曜日から日曜日(月曜日は休館)
会館時間:10:00-16:00(展示室は土・日・祝日のみ公開)
https://masutomi.or.jp/

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