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シリーズちぐさ研究室の研究日誌

岡山県・西粟倉村で活動中の「ちぐさ研究室」によるちょっと本格的な実験や観察の数々

続・身近な「岩石」を調べてみよう!~益富地学会館出張編~ ①いざ京都へ!

ちぐさ研究室の研究日誌 #10

岡山県・西粟倉村で活動する「ちぐさ研究室」のお二人と、季節ごとに実験や観察を楽しむ連載。第10回のテーマは、昨年5月のテーマ「岩石」の続編です。岩石の鑑定をしてもらいに、京都まで行ってきました。

 ▶︎①いざ京都へ!
 ▷②岩石を鑑定してもらおう
 ▷③地学会館で研究していること
 ▷④展示室を見にいこう!

○登場人物:川上えりか、清水美波(ちぐさ研究室) 植野聡子(新林編集部)

益富地学会館に行ってみたい!

ーー ちぐさ研究室の川上さん、清水さん、こんにちは。この連載も10回目となり3回目の冬がやってきました。西粟倉の冬はいかがですか?

清水 こんにちは、ちぐさ研究室です。西粟倉では山も雪で閉ざされている時期が続いており、春が待ち遠しく感じている今日この頃です。

川上 毎年冬の企画は非常に悩ましいのですが、今回はぜひ行ってみたい場所がありまして…。

ーー 確かに、冬は虫や草花も少なくて人間もなるべく家にいたいですよね。それで、行ってみたいところとは…?

清水 昨年夏の連載記事で、「身近な「岩石」を調べてみよう!」と題して、村内での岩石同定にチャレンジしました。その時に見つけた4種類の岩石を、私たちなりに同定してみましたが、同定結果が合っているか知りたくて…。

この連載の最後に紹介した、京都の益富地学会館に行って、確かめてみたいんです。同定だけではなくて、鉱物・化石・岩石の標本の展示もぜひ見てみたいんです。

川上 それは面白そう!岩石編の記事を書いている時に、この地学会館のことを初めて知ったけど、その時から行ってみたいと2人で話していたよね。植野さん、いかがでしょうか?

ーー 専門家に聞いてみるというのもこの連載の広がりが出てよいですね。私も行ってみたいです!

清水 ありがとうございます!それでは、今回は特別に岩石同定編の続編として、益富地学会館に伺って、同定結果を確かめに行きたいと思います!

益富地学会館とは?

川上 今回訪問させて頂く益富地学会館のご紹介です。場所は京都市の京都御所のお隣にあります。

益富地学会館は、昭和48年に益富壽之助博士によって、前身である「日本地学研究会館」として創設されました。平成3年に財団法人化され、現在の「益富地学会館」と名称が変更されました。
創設者である益富壽之助博士は、薬学博士でありながら、在野の鉱物研究者としても「日本鉱物趣味の会」を創設されるなど多方面で活躍されました。奈良・平安時代の重要物品が収蔵されている正倉院の石薬の調査・研究でも知られています。

ーー 「石」と「薬」は、一見遠い存在のように感じますが、漢方では植物だけではなく鉱物も生薬として利用している例(石膏や芒硝など)もあるんですね。初めて知りました。

清水 そのあたりも、会館の展示で詳しく知ることができそうですね。今回、私たちは地学会館さんで可能な鑑定メニューのうち、「肉眼による鑑定」を予約させて頂きました。機械を利用したり、岩石薄片を作成したりした後で鑑定する本格的なメニューもありますが、まずは第一歩ということで肉眼鑑定を依頼します。

川上 鉱物鑑定だけではなく、年間を通じて多種多様なイベントの開催や、鉱物鑑定検定の主催なども行っています。今年は鹿児島への地学巡検なども企画されているようです…!会員制度もあり、会員になると入館料や肉眼鑑定が無料、地学について解説した記事が掲載された会報を購読できるなど、石好きにはたまらない特典が盛りだくさんです。

清水 所蔵標本20,000点、年間10,000人の見学者が訪れる鉱物・化石・岩石研究のメッカとのことです。わくわくしてきました!

ーー 石好きにとってはメジャーな場所なんですね!私は、ちぐさのお二人に西粟倉村でお会いしたきりなので、久々にお会いできるのも楽しみです!

次回はいよいよ益富地学会館に出張します。

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